執筆:整体院トトノエル院長 清水 美里
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めまいの即効性ある対処法とは?
めまいは、日常生活で突然襲ってくる不快な症状の一つです。特に、ストレスや疲労、体調不良などが引き金となり、めまいが生じやすくなります。即効性のある対処法を知っておくことで、めまいが起きたときに迅速に対処し、症状を緩和することが可能です。ここでは、めまいに対する即効的なまずは簡単セルフケア方法を紹介しますね。
1. 深呼吸で自律神経を整える
めまいの原因の一つに、自律神経の乱れが挙げられます。深呼吸は、自律神経を整える効果があり、緊張を和らげ、体をリラックスさせる効果があります。めまいが起こったときは、以下の手順で深呼吸を行いましょう。
- 静かで安全な場所に座り、目を閉じます。
- ゆっくりと鼻から息を吸い込み、お腹が膨らむのを感じます。
- 口からゆっくり息を吐き出し、お腹が元の状態に戻るのを感じながら繰り返します。
この深呼吸法を数分続けることで、緊張をほぐし、めまいの症状を和らげることが期待できますので即効性はあります。
2. 水分補給で血流を改善
水分不足は血液循環の悪化を引き起こし、めまいの原因になります。特に、朝や運動後などの水分が不足しやすい時間帯には、意識的に水分を補給することが大切です。めまいを感じたときは、すぐに水を一杯飲んでみましょう。体内の水分が十分に補給されると、血流が改善され、めまいの症状が和らぐ可能性があります。それだけでも即効性はあります。
3. 整体で頭と首のマッサージ
めまいの原因が首や肩のコリにある場合、首や肩周辺の施術が即効性のある対処法です。首や肩をケアし、血流を促進することで、緊張が解消され、めまいの緩和が期待できます。
さらにセルフケアでも簡単にできるものもお伝えしますね。
- 首の後ろや肩に両手を置き、軽く指の腹で円を描くようにマッサージします。
- 痛みが出ない範囲で、気持ち良いと感じる強さで行いましょう。
- これを数分間続けることで、首や肩の緊張がほぐれ、血流が促進されます。
4. 横になって目を閉じる
めまいが激しい場合や立っているのが難しいときは、すぐに安全な場所で横になりましょう。横になることで、体の安定が保たれ、めまいが軽減されることが多いです。また、目を閉じると視覚からの情報が遮断され、脳が安静状態に近づきやすくなるため、さらに症状の緩和が期待できます。
5. アロマテラピーでリラックス
アロマオイルの香りは、リラックス効果が高く、自律神経を整えるのに効果的です。ラベンダーやペパーミント、レモングラスなどのエッセンシャルオイルをハンカチに少量垂らし、香りを嗅ぐことで気分を落ち着かせることができますので即効性はあります。
6. 一時的なめまいを和らげる市販薬
一時的なめまいに対しては、市販薬の使用も検討できます。ただし、症状が頻繁に起こる場合や重度の場合は、自己判断で薬を使用するのではなく、医師に相談することが大切です。市販薬には、めまいを和らげる成分が含まれているため、緊急時の対処として役立つこともありますが、根本的な治療にはなりません。
めまいが頻繁に起こる場合は医療機関へ
めまいの原因はさまざまで、一時的なものから慢性的なものまで幅広く存在します。頻繁にめまいが起きる場合は、内耳の異常や脳の問題などが関与している可能性もあるため、放置せずに医療機関を受けましょう。専門の医師による適切な治療を受けることで、根本的な解決が期待できることも多いです。
まとめ
めまいは突然襲ってくる症状ですが、適切な対処法を知っておくことで、迅速に症状を緩和することができます。深呼吸や水分補給、首や肩のマッサージなど、簡単なセルフケアを行うことで、めまいが起こったときにも安心して対処できます。しかし、めまいが頻繁に起こる場合は、医師の診察を受け、適切な治療を受けることが最も大切です。
1. めまいの種類と症状の見分け方
Q: どんなめまいがあるの?
A: めまいは大きく分けて「回転性めまい」「浮動性めまい」「立ちくらみ」の3種類があり、それぞれ原因や症状が異なります。以下で詳しく解説します。
1. 回転性めまい
回転性めまいは、「自分や周囲がグルグル回っているように感じる」特徴的な症状を伴うタイプです。以下に具体的な症状と原因を挙げます。
- 主な症状: 周囲が回転しているように見える、耳鳴りや耳がふさがった感じがする、頭を動かすとめまいが悪化する
- 原因: 多くの場合、耳の内部にある「三半規管」や「前庭」といった平衡感覚を司る器官が原因です。三半規管は体のバランスを保つ役割を持ち、ここに異常が生じると、めまいが引き起こされます。具体的には、メニエール病、突発性難聴、前庭神経炎などが原因になることが多いです。また、耳に異常がない場合でも、脳に何らかの異常があると回転性めまいが発生することもあります。脳の異常が原因の場合は、脳出血や脳梗塞など、重大な病気が関与している可能性もあるため注意が必要です。
2. 浮動性めまい
浮動性めまいは、「体がふわふわと浮いているように感じる」「揺れているように感じる」といった症状が特徴です。このめまいは、不整脈や自律神経の乱れといった要因が関連することが多く、更年期や貧血の影響でも引き起こされることがあります。
- 主な症状: 身体が宙に浮いているような感覚、足元が不安定に感じる、まっすぐに歩けない、ふらつく
- 原因: 浮動性めまいの原因は多岐にわたり、特に血圧の問題(不整脈や起立性低血圧)や、メニエール病、自律神経の乱れなどが原因として挙げられます。浮動性めまいは生活習慣や体調の影響を受けやすく、長時間のストレスや睡眠不足、生活リズムの乱れなどによって自律神経が乱れ、めまいが引き起こされることが多く見られます。また、更年期障害や貧血でも類似の症状が現れるため、特に女性に多く見られるタイプのめまいといえます。
3. 立ちくらみ(起立性低血圧)
立ちくらみは、急に立ち上がった際に血圧が急激に低下することで生じるタイプのめまいです。「目の前が暗くなり、気が遠くなるような感覚」を伴うことが多いです。肩こりや首の緊張が血流を悪化させることで、脳に十分な酸素が行き渡らず、めまいを引き起こすことがあります。
- 主な症状: 立ち上がると目の前が暗くなり、意識が遠のくような感じがする、血の気が引くような感覚
- 原因: 起立性低血圧は、血流が一時的に脳に届きにくくなることで起こります。血圧が急激に低下するため、脳に酸素が行き届かず、ふらつきやめまいが生じます。また、肩こりや首の緊張、さらには眼精疲労などもこのタイプのめまいを引き起こすことがあります。長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用により目が酷使されると、肩や首の筋肉も緊張しやすくなり、血流が悪化して起立性低血圧を伴うめまいが現れることが多くあります。
4. その他の症状と原因
上記の他にも、以下のような症状が現れる場合は、脳に異常がある可能性があるため、早急な対応が必要です。
- けいれん
- 意識の喪失
- 視野が二重に見える
- 手足のしびれや麻痺
- ろれつが回らない
このような症状がある場合は、脳出血や脳梗塞といった重篤な疾患の可能性があるため、すぐに医療機関で検査を受けることが重要です。
それぞれのめまいには異なる原因が関わっており、特に生活習慣や姿勢、精神的なストレスが影響することも多くあります。身体のバランスを整えることは、めまいの予防にもつながるため、めまいに悩む方は岡山市北区にある「女性専門整体院トトノエル」で根本的な体のケアを行うことをおすすめします。
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